その1「交通ルールを全員が守ってください!」
北アルプス山麓グランフォンドの大会規則の冒頭に次のように書いています。
「「北アルプス山麓グランフォンド」は、タイムを競う大会ではなく、北アルプス山麓の自然と景観を、思い思いのペースで楽しみながら走るサイクリングイベントです。交通規制はしていませんので、交通ルール及び以下の大会規則を守り、安全に走行してください。」
しかし、残念ながら実際には交通法規を守らずに走っている参加者が見受けられます。大多数の参加者にはご理解いただけていると思いますが、地域や警察からは「信号を無視している」「一時停止(足を地面につかず)していない」「道路の真ん中を並走していて危ない」「踏切で止まらず(足を地面につかず)に走っている」などのご指摘をいただいています。
「このぐらいはいいだろう」ではなく、全参加者が「信号」「停まれ(足を地面につける)」など、すべてにおいて法規を守っていただかないと、今後この大会だけでなく、この地域においてすべてのサイクリングイベントを開催できなくなる可能性があります。関係各所よりご指導をいただいておりますので、交通ルールの厳守をよろしくお願いします。
(追記)
グループ走行で前後の仲間と距離が空いた時に「信号無視」「一時停止無視」「踏切の一時停止無視」が発生しやすくなると多方面から報告があります。釈迦に説法ですが「交通ルール遵守」の方が優先されます。ご自身の安全のためにもルール遵守をお願いします。(遅れた方が焦らずに済むように、先行されている方が安全な場所で後続を待つ等の配慮があるといいですね)
(2024年追記)
■交差点での右折について■
自転車は、右折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、交差点の側端に沿って徐行しなければなりません。(いわゆる二段階右折) 自転車の右折方法は交差点の大きさ(信号の有無、道路の広い狭い)や、交差点の形状(丁字型や十字型など)によって変わることはありませんので、どのような交差点であっても、二段階右折をしなければなりません。
以上、「交差点での右折について」は、警視庁HP「自転車の交通ルール(https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/rule.html)」より抜粋
自動車と同じように交差点の中心付近を通過して右折することは危険な走行で、誤った通行例です。
以上、長野県警察「自転車の交通ルール」(https://www.pref.nagano.lg.jp/police/anshin/jiten/riyou.html)」より抜粋
(交差点の具体例1)
グルメフォンドミドル及びショートが合流する、「稲尾駅前の交差点」。グルメフォンドミドルの皆さんは二段階右折が必要です。(グルメフォンドショートの皆さんは信号を利用して反対側車線に渡ります。
(交差点の具体例2)
グルメフォンドショートの白馬からの帰りです。「右折」「直進」「左折」のレーンがある交差点です。ルートは直進ですが、自転車は一番左側を通過して直進です。
その2「関門時刻以後は先に進めません」
[スペシャルクラス対象]鬼無里給水所から7.5km地点 9:30
[グルメフォンドショートクラスを除く全クラス対象]美麻給水所 14:30
その3「セルフセーフティ・3つの合言葉」
1.「クリートをはずして止まる!」
信号、踏切、交差点、右折時などの一時停止のときには、徐行ではなく「クリートをはずして」「地面に足をついて」止まりましょう! また、「前の人が止まったから自分はいいや」ではなく、必ず一人一人クリートをはずして足を地面について止まってください。
2.「声をかけ合う!」
走行時に前後の意思疎通を図るため、ハンドサインに加えて声をかけ合いましょう。「止まります!」「右折します」「抜きます」など、声をかけることで自分の安全も周囲の人の安全も確保できます。
3.「後ろを確認する!」
前の人を追い抜くとき、一時停止するとき、右左折するとき、必ず後ろを確認しましょう。セルフセーフティのためには周囲の状況を自分の目で確認することが大事です。
その4「ルートをしっかりたどりましょう」
1.位置情報共有サービス「いまどこ+」をダウンロード
2024年から大会公式アプリを従来のものから変更します。
アプリ上でルート及び現在地確認、また皆様方それぞれから大会本部に対してレスキュー要請が可能です。GPS機能により本部で位置情報を確認できるため、よりスムーズな対応が可能です。積極的なご利用をお願い致します。参加者の皆様は各自のスマートフォンにダウンロードをして活用をしていただくようお願いします。(今年2024年バージョンを7/2より公開開始)
※エイド/コンビニ/トイレ/自販機/過去の事故箇所(「危険」と表記)/撮影サービスカメラマン(予定位置)/工事箇所/その他注意箇所(対向車、路面状況など) をアイコンで表現しています。
■「いまどこ+」の使い方
https://i-manual.imadokoplus.com/#/
〇Apple
https://apps.apple.com/jp/app/いまどこ-どこプラ/id950229405
〇Android
https://cloud.nttsmc.com/doc/imadoko/imadoko_2.15.1_Apkpure.apk
2.「看板を見落とさないよう注意!」
立て看板として、以下のものをルート上に設置しています。
2021年より大会公式アプリを導入したことから、立て看板の設置枚数を最小限に留めています(右左折の箇所のみ設置)。また運営効率化のため、大多数の看板を添付ファイル一番左のものに変更しております。大きさが小さくなっているので、従来のものに慣れている方は見落としにくれぐれもご注意ください(ルートの見通しは総じて良いので、進行方向に対して注意を怠らなければさほどご心配をいただくことはないと思います)。
【ゼッケン及びヘルメットシールの貼り付け箇所】
ゼッケンは背中側、ヘルメットシールは正面側、に貼り付けをお願い致します。
以上、過去大会の写真です。デザインは当時のものですが、貼り付け位置のご参考までにご覧ください。
その5「走行上のリスクを減らす走りをしよう」
路上の変化に合わせた走行をしましょう。水たまりや橋の継ぎ目には思わぬ危険が潜んでいます。上手に避けることで安全走行を実現しましょう。上手に避けることでパンク防止にもつながります。
参考:Cycle Sports 「ロードバイクでパンクしない走り方」https://www.cyclesports.jp/topics/3142/
(ルート上で特に注意が必要な箇所)
その他全般的にみられる危険箇所
→危険を避けるためにも「安全マージン」を十分にとって、速すぎないスピードでのロングライドをお願い致します。